私たちの会社は高齢者との時間を多く過ごしている事業者でしたが、現在子供の塾を開講し、積極的に世代間交流を推進するようになりました。
私たちがまず行ったことは、高齢者が過ごすデイサービスに、塾の子供たちが介護の職業体験・夏のボランティアという形で参加し、共に時間を共有するという企画でした。
体験した子供たちのアンケートによると「楽しかった」「また来たい」などいう回答があり、高齢者の方も「元気がもらえた」「また来てほしいわぁ」など相互にとっていい回答がいただけ、両世代にとっていい関係性が生まれたものとなりました。
その他、長い時間は苦手だ・・・恥ずかしい・・・という子供に関しては、夏休みの目標に対しての表彰式を高齢者のデイサービスで行うという方法も取りました。表彰式という短い時間だけの世代間交流であるものの、少ない時間でも世代間交流を取ることで、子供たちには、将来初めての方でも物怖じしないようになるのではないかと考えています。
世代間交流については、少子高齢化社会における世代間交流方策による研究(井上ら)によると、各世代ともに、交流スペースがあれば行ってみたいと報告されていることや、高齢者白書2015年では約6割の高齢者が若い世代との交流に参加したいと報告されています。
今後も、高齢者事業を展開していく中で、世代間交流を意識した環境を創出し、
幅広い年代が同じ時間を共有する仕組みを考え、行っていきたいと考えています。
【参考文献】
「少子化高齢化社会における世代間交流方策による研究」井上ら
「高齢者白書」内閣府ホームページ 2015年
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